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1月院長新年挨拶

謹賀新年 

明けましておめでとうございます。先ずは昨年もご支援を賜り、誠にありがとうございます。当院も、コロナウイルス感染症に対してワクチン接種に協力して参りましたが、残念ながら、感染してしまった方も少なからずあります。現在は第8波の真最中ですので、今後も引き続きオミクロン対応ワクチン接種(インフルエンザワクチンも同時接種可能)に協力していきます。是非とも速やかな有効な感染症対策を期待しています。

次に、コロナウイルス感染症の影響もありますが、おそらく昨年は過去最低の出生数と思われます。そこで、国も少子化対策のために、4月より分娩一時手当金の10万円の増額を決めました。喜ばしいことですが、産婦人科医は以前より国に要求して参りましたがやっと深刻な状況を理解した結果だと思われます。しかし、充分な理解を示した内容ではなく、また十分な額とはいえず決して有効な少子化対策効果があるとは思われません。従って、一時的な対応策でしかなく、今後さらに将来に継続できる手厚い子育て支援対策に期待しています。

また、豊田市も例外でもなく少子化が進んでいます。そこで豊田市は風疹、麻疹対策事業が行われています。妊娠6か月以内に風疹に感染すると奇形児を引き起こしますし、また、麻疹は流早産のリスクを高めますし妊婦は重症化します。さらに、感染力が強いためにコロナウイルス感染症同様に抗体価が少ない方で流行します。将来、出産を希望される方、妊娠された配偶者や同居者に対して無料で抗体検査を受けられます。抗体価が十分でない方はすべての方に将来妊娠された時に、安心して出産出来るように風疹麻疹混合ワクチン接種(MRワクチン)を推奨し、助成金(5000円)を加えて8900円で予約制で当院でも実施しています。

まだまだコロナウイルス感染症が猛威を振るっていますが、いち早くマスクがない生活に戻れるように祈願します。本年も皆様方のご健康とご多幸をお祈りいたし、地域治療に貢献出来るように努めますので、何卒宜しくお願い致します。

                                    令和5年元旦

                             院長 内田 聡

2023.01.01